不倫慰謝料請求【解決事例1】

解決事例1

依頼者であるAさんは、3年ほど前に結婚し平穏な家庭生活を送っていました。
ところがあるときから、妻は、仕事からの帰りが遅くなったり、携帯電話を隠れて使用するようになったりしました。
そんな妻の様子を不審に思ったAさんは、居ても立っても居られず、妻の携帯電話や日記を確認してしまいました。
すると、そこには、妻が自らの勤務先の上司であるXやYと不貞行為をしていることが分かるようなやりとりなどが残されていました。
Aさんは強いショックを受け、すぐに妻と離婚しました。
ところがその後も病院の精神科に通うようになってしまいました。
そこでAさんは、元妻、そしてXやYに対して慰謝料請求をすることにしました。

Aさんから依頼を受けた弁護士は、弁護士名で慰謝料を求める内容証明郵便を元妻、X、Yそれぞれに送付しました。
そうしたところ、不倫相手のXは不貞の事実について認め、こちらの請求金額を全額支払ってきました。
一方の不倫相手のYはデートや身体的接触があったことは認めたものの、不貞行為まではなかったとして、こちらの請求金額の減額を求めてきました。
元妻も不貞については概ね認めたものの、経済的余裕がなく支払えないということで請求金額の減額を求めてきました。
しかし、弁護士が元妻や不倫相手のYに対し、粘り強く交渉した結果、Xを含め合計で慰謝料650万円を獲得することができました。
その結果、Aさんは、何とか経済的な解決を図ることができ、新たな人生の一歩を踏み出せるようになりました。