紛争の内容
妻が、職場内不倫を行い、その男性に対して、不倫慰謝料の請求をすることになりました。個人間では交渉を優位にすすめないと懸念され、弊所弁護士が依頼を受けました。
交渉・調停・訴訟などの経過
交渉は、まずは内容証明郵便の送付から始めましたところ、すぐに弁護士が選任され、それ以降は、代理人同士の交渉となりました。
代理人間では、裁判例における相場感や本件がいかに悪質かそうでないか等を中心に議論を進めました。本件では、一部悪質な行為があり、そのことを配偶者も認めていたため、裁判を視野に、強気に交渉しました。なお、本件の夫婦は、特に破綻等には至っておりませんでした。
本事例の結末
結果、180万円を支払う内容で示談することができ、受任後約3ヶ月後には、一括で金額を受け取ることができました。
本事例に学ぶこと
不倫慰謝料については、ある程度、件数も多く、どのような事情があれば慰謝料額が高額になるといった項目も存在します。そのため、具体的な事実の聴き取りや証拠の検証が不可欠となります。また、代理人同士で議論を進める場合には、代理人としての経験や知識はもちろん、裁判例の理解やさらには訴訟を提起した場合の流れを熟知している方が優位に進められるといえます。
何をどう主張し、何を用意していけばよいか分からない。そんなお悩みをお持ちの方は、是非、経験豊富なグリーンリーフ法律事務所までご相談ください。
弁護士 時田剛志