ストーカー気質の相手方からの不当な慰謝料請求を封じた事案

紛争の内容
依頼者であるX(男性)は、SNSを通じて知り合ったY(女性)と親しくなりましたが、その後Yとの関係が悪化した途端、Yから慰謝料などを請求されるようになりました。当初XはYに言われるがままお金を支払ってしまいましたが、Yからの請求は止まることなく、さらにエスカレートしてきたことから、弁護士に相談するに至りました。

交渉・調停・訴訟などの経過
そもそもXがYに対し、慰謝料を支払わなければならないような事情はありませんでした。なお、XとYとの間に肉体関係もありませんでした。
しかも、XからはYに対してはすでに相当額のお金が支払われていました。
そこでYに対し、これ以上お金を支払う理由や必要が全くないこと、今後は一切連絡等しないように強く要請する通知文を送付しました。

本事例の結末
弁護士からの通知を受け、Yからの請求や連絡も一切止まり、Xは平穏な毎日を取り戻すことができました。

本事例に学ぶこと
男女間のトラブルは、当事者間だけではどうしても解決が難しい傾向にあります。
そのような場合は、是非一度弁護士にご相談ください。

弁護士 小野塚直毅