紛争の内容
配偶者の不貞相手がトラブルを起こしたことにより、ご相談者は、配偶者が不貞していることを知ることになりました。
交渉・調停・訴訟などの経過
トラブルなどの存在から、訴訟の検討をしましたができる限り早めの解決、相手への刺激を避けるために交渉を試みましたが、何らの解決にも至りませんでした。
そのため、訴訟を行うことにしました。
本事例の結末
訴訟において、相手方は不貞に問題がないことなどを述べていましたが、不貞があったことは認めていました。その後、かなり長い時間がかかりましたが、相手方は慰謝料を支払うこととし、また相談者への配偶者に対する求償権を放棄するという内容で3者間での和解が可能となりました。
本事例に学ぶこと
交渉での見込みがありませんでした。そのため訴訟をすることにしましたが、訴訟での被告からの主張に何度も傷つくことがありましたが、最後には、こちら側かなり譲歩した部分もありますが、和解という形で本人に責任を問うことができました。つらいことでも解決をしていくために向き合ったことが、本件の解決(最終的には相手に責任を自覚してもらうこと)に至ったものと思います。
記事監修 代表・弁護士 森田 茂夫